曲げわっぱの弁当箱 
2013/04/28 Sun. 00:00 [edit]

手の平弁当箱 柴田慶信:作 (柴田慶信商店)
ここ最近すっかり楽しくなってしまった弁当作り。
この気持ちをいつまでも継続させるべく
以前から欲しかった曲げわっぱの弁当箱を、思い切って導入しました。
やっぱりね、いいモノを使うと俄然気分があがります。
そもそもは高価な曲げわっぱですが
最近は中国産などの廉価版なんちゃって曲げわっぱも出回っていて
価格もピンキリ。
だけどどうせ買うなら本物を・・・と、
秋田県大館市で作られる、秋田杉の大館曲げわっぱに的を絞り探しました。

いくつかあった候補の中からわたしが選んだのは、、、
柴田慶信商店さんの白木弁当箱。
樹齢200年以上の天然秋田杉を使用し、ひとつひとつ手作業で作られる
東北を代表する伝統工芸品です。
決め手は完全無塗装ということでした。
他所で作られる曲げわっぱは、使い勝手を重視する需要に添うために
ウレタン塗装が施されているのです。

確かに無塗装の白木はお手入れが少々面倒です。
日々使って行けばシミや汚れ黒ずみを完全にシャットアウトすることは
出来ないけれど、
作者の柴田慶信さんはそれを「生活のあしあと」と呼んでいるのだそうで
無塗装の白木ならではの使い込み感を、重ねて行くのもまた良いかな・・・
と思います。
ひとつひとつ完全手作業で制作されるため生産が追いつかず
欠品中のものは注文から3ヶ月程度待たねば手に入らない状況だそうです。
わたしは運良く工房に一点だけあった在庫を譲って頂くことが出来ました。
届いてからというもの、
眺めてはウットリ。木の香りをクンクンしてはニンマリ。

うれしくて、思わず仕事でもないのにお弁当を作っちゃいました(笑)
グリンピースごはん
タケノコと鶏肉の煮物
えびとそらまめのマリネ
万能ねぎ入り玉子焼き
今スーパーには、大きなタケノコがいっぱい並んでいます。
ちょっと手間だけど、やっぱり水煮とは歯応えが違いますよね。
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category: ある日のお弁当
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